開催日時:2025年11月1日(土) 15:00~
場 所:大阪・難波御堂筋ホール b2ホール
アクセス:
Osaka Metro 御堂筋線「なんば」駅・中改札から徒歩1分。13号出口直結。
なおJR、南海、近鉄、阪神でお越しの場合も地下からお越しいただき、13号出口をご利用ください。
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自民・公明・維新の会は、医療費の4兆円削減・病床の11万床削減などの医療改悪案を検討することを、3党で合意しました。また石破政権の「骨太の方針2025」でも、長年の医療費抑制路線の上に、新たに薬剤の保険外し、一層の病床削減などを閣議決定しました。参議院議員選挙後の与党過半数割れの中で、新たな情勢が展開していますが、国民民主党や参政党も医療提供体制の縮小を掲げており、予断を許さない情勢となっています。
ただでさえ低い診療報酬の中で急速な物価高がおこり、医療機関の経営環境はかつてなく悪化しています。このままでは地域の医療機関が立ち行かなくなることは明らかで、診療報酬の緊急かつ大幅な引き上げは急務です。また保険証廃止は国民の医療を受ける権利の侵害に他なりません。有資格者には無条件で保険証を発行するよう、法改正を実現する必要があります。こうした医療改悪に加えて、介護・年金も含めた社会保障予算の切り捨ての一方で、アメリカ言いなりの防衛費倍増が行われています。軍事大国化のために、国民生活を切り捨てる「命を奪う政治」にストップをかけなければなりません。
大阪ではカジノ計画を推進し、国民の財産を賭博で巻き上げようとしています。保険証の廃止にしても、カジノにしても、その基盤整備を行う関係業者に莫大な利益を供与する一方で、国民は権利を侵害され、生活は脅かされます。また、2000年代に入り、非正規雇用を常態化したことで、多くの国民が貧困に喘いでいるにもかかわらず、大企業は労働コスト削減で莫大な利益を手にしています。アベノミクスによる金融緩和で、人為的に作り出された円安も、国民には急速な物価高による生活苦を強いる一方で、輸出大企業には為替差益による大儲けをもたらしています。こんな不条理は一刻も早く改めなければなりません。
この度、こうした悪政に抗議し、より良い社会をめざすための行動を企画しました。多くの皆さんの参加をお待ちしています。