大阪社保協通信   1190号 2018.9.20

メールアドレス:osakasha@ poppy.ocn.ne.jp    大阪社会保障推進協議会

  http://www.osaka-syahokyo.com/index.html   TEL 06-6354-8662 Fax06-6357-0846

 

9・28これからの介護保険を考えるフォーラムに参加を

 大阪において、介護保険制度の改悪に反対し、制度改善を求めるために立場を超えて共同する目的で活動をしています。9月28日に下記のとおり「これからの介護保険を考えるフォーラム」を企画しています。ぜひ多くの方の参加をお願いします。

 

わがまちの介護保険が激変!! 

ケアマネ締め付け・認定引き下げ・サービス「卒業」!?

★日時  2018年9月28日(金)午後6時30分〜8時30分

★場所  エルおおさか(大阪府立労働センター)南館1023号室

★参加費 無料/会場カンパあり

★フォーラムの目的

 介護保険制度改定によりはじまった「保険者機能推進交付金」により、「自立支援・重度化防止」の名のもとに市町村の第7期介護保険事業が大きくゆがめられようとしています。今年10月までに市町村は国が示した「評価指標」に基づく報告を提出し、国が「採点」し190億円の交付金を配分することになっています。また、「生活援助ケアプラン」の届出・検証制度も今年10月から始まろうとしています。介護給付抑制のために、市町村がケアマネジャーを管理・統制し、要介護認定を引き下げることを競わされることになります。

 このフォーラムでは、介護保険はどう変えられようとしているのかを明らかにし、それに対する私たちの立ち向かうべき方向を考えたいと思います。

★フォーラムの企画内容

 服部万里子先生のポイントを絞った「基調講演」(50分)と「質疑応答」(30分)で介護保険改定の概要とリアルに共有します。その後、「訪問介護」、「要介護認定」、「保険者機能」の3分野からの報告で介護現場と地域でどのような問題が引き起こされるかを考えます。最後に「行動提起」で、国と各自治体に何を求めるかを提案し確認します。

★タイムスケジュール

6:30開会あいさつ

   事務局から簡単な経過とフォーラムの目的を説明します。

6:40 基調講演  服部万里子先生 

   「自立支援介護」、必要な介護(その人が望む生活)を奪う立場にならないために

    介護保険制度改定で、@市町村の保険者機能はどう変わるか A「自立支援介護」推進の問題点 の2点にポイントをおいてお話しいただきたいと思います。

7:30 服部先生への質問 お答え

コーディネーター(日下部雅喜・大阪社保協介護保険対策委員長)が、各質問者に質問を割り振り、制度改定問題をより深めます。

 質問内容 @生活援助ケアプラン届出は何が問題か A利用者を守るためにケアマネジャーは何をすべきか B「混合介護」は何を狙うか 

8:00 発言・報告

@ホームヘルパーの立場から   生活援助サービスの重要さを具体的事例で

A要介護認定審査会委員の立場から 認定審査会での締め付けをリアルに

B「自立・卒業」先進自治体 大東市の報告  「卒業」の実態と市によるケアマネ支配

8:30 まとめ・行動提起

 フォーラムのまとめと、国・自治体に対する要求項目、共同の取り組みの提案をします。

8:40 閉会

 

「大阪府民生活実態調査」取り組む地域社保協は現在17

「府民生活実態調査」が各地でスタートしており、既に、寝屋川社保協、大阪狭山社保協、富田林社保協などがアンケート回収をしています。

富田林社保協から報告が届いていますので以下掲載します。

★富田林社保協FAX通信より〜府民生活実態調査経過報告

富田林社保協は、9月16−17日午前午後に分け、府民生活実態調査をのべ17名で実施しました。楠府営住宅事と清水町府営住宅に事前配布した80余のお宅に訪問し調査用紙の回収・聴き取りを行いました。訪問は2人ひと組で6グループに分けて行いました。半分の方が留守でしたが、41人から回答をいただき、生健会に後日届けるという方もいらっしゃいました。
 事前に町会長さんに挨拶に伺った際、「前日も孤独死があった。異臭がするので警察が入ったところ死後1週間から10日が経過していたとのこと。我々町会長が気を付けているが、高齢でマメに伺えないし、民生委員さんも高齢で動けていない。こんな調査をもっとしてほしい」との話も聞かされていた。そういう意味でも今回の調査はタイムリーだったかもしれません。引き続き、回収に努めていきます。

先の2か所の府営住宅以外にも、錦織市営住宅を予定しています。ここは町会長を生健会の方が務めていおられ、若い方もいらっしゃるということで、先の2カ所とは違った年代の方からの回答が得られそうです。社保協全体での統一行動はいったん終了しますが協力いただける方(団体)がいらっしゃいましたら、事務局竹田までご連絡ください。1015日(次回の社保協会議日)まで調査は継続します。よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

相談活動ハンドブックは調査計画報告書が届き次第順次発送しています。計画書はこちらからダウンロードできます。

http://www.osaka-syahokyo.com/18life/index_18life.html

□調査計画報告書が来ているところ(2018.9.20現在)

 

 

地域社保協名

調査対象地域名

調査票配布日

調査票配布世帯数

調査回収日

予定調査員数

ハンドブック必要数

1

寝屋川市

三井秦団地

825日、26

500

9291通回収、入力に入る

 

100

2

藤井寺市

府営住宅

8月中

150

9月末まで

10-15

100

3

摂津市

南別府住宅、正雀4丁目・三島・庄内1丁目

94

300

918

610

200

4

大阪狭山市

西山台府営住宅、大野台地域

99

99日の昼食会で配布回収し、その他は920日。府営住宅では配布回収日に相談会も実施

3

100

5

門真市

上島府営団地

99

500

922

 

100

6

富田林市

 

 

楠府営住宅 清水町府営住宅 錦織市営住宅

99

150

916.17

 

100

7

豊中市

北条町のマンション1

 

315

924

20

50

8

岸和田市

春木住宅

918

250

924

18

100

9

枚方市

西牧野民間マンション、南船橋府営住宅、長尾家具町一戸立ち住宅街、宮之阪一戸立ち住宅街、伊加賀栄町一戸立ち住宅街の各自治会から10名以上の計50名を。また、新婦人、民商、高齢期の会、生健会、年金者組合から各10名の計50名を、計100名以上をめざす。

912

150-300

9月末

15-20

150

10

茨木市

各構成員居住地域

910日〜末

300

9月末

15-25

100

11

東大阪市

加入している地域団体・支部組合員に配布

8月末

300-400

9月末

 

100

12

河内長野市

木戸東府営住宅

920

300

927

20

100

13

大阪市住吉区

加入団体に

9月中

250

9月中

10

100

14

高石市

綾園府営住宅

1020

250

1027

5

80

15

大阪市天王寺区

小宮住宅、勝山住宅、筆ヶ崎住宅

 

300

916

10数名

100

16

大阪市中央区

玉造校区、中央小学校区

 

150

922

4

100

17

大阪市北区

市営住宅

921

400

930